【AGA】個人輸入での治療薬購入をおすすめしない理由

AGA

AGA治療薬にはデュタステリドやミノキシジル内服薬、外用薬などがあり、購入するには病院で処方してもらう必要があります。(ミノキシジル外用薬であればドラッグストアなどで購入することが可能ですが)

 

これらを毎日使用すると金額的にも多くかかるので、できる限り金額を抑えたいと思う人は多いのではないでしょうか?

安く購入する方法として個人輸入がありますが、安易に手を出すのは危険です

個人輸入は安く薬を購入できる反面、品質に不安がありますので、個人的にはお勧めしていません

本記事では個人輸入のメリット、デメリットを紹介して、お勧めしない理由をお伝えしたいと思います

 

個人輸入とは?


海外の販売会社、小売店、メーカーなどから個人が直接商品を購入することを個人輸入と呼びます

また、代行して商品を購入してくれるサービス業者のことを個人輸入代行業者と呼びます

個人輸入代行業者は通販サイトを運営しており、そこから商品を購入することができます

最近ではインターネットも普及して、通販サイトなどもたくさんありますが、海外の通販サイトで直接購入するのはなかなか敷居も高いので、個人輸入代行業者を通じて簡単に購入できることは魅力的ですね

それでは、個人輸入のメリット、デメリットをみていきましょう

 

メリット①日本で販売されていない商品を購入できる


日本では5%以上の高濃度のミノキシジル外用薬は規制により市販されていませんが、個人輸入を通して購入可能です(日本でもクリニックを通して5%以上のミノキシジル外用薬は購入可能です)

 

その他にも、インド製のプロペシアのジェネリック医薬品であるフィンペシアなど、さまざまな国や企業の商品が購入可能です

利用者にとって選択肢が増えることはメリットといえるでしょう

 

メリット②安い


メリット①でも挙げましたが、個人輸入では海外のジェネリック医薬品を購入することができます

海外のジェネリック医薬品は、日本製のものより安いものが多いです

 

例えば日本製のプロペシアのジェネリック医薬品は30錠で5,000~8,000円ほどしますが、先ほどあげたインド製のプロペシアのジェネリック医薬品であるフィンペシアでは2,000程度で購入が可能です。

プロペシアは毎日服用するものなので毎月3,000~6,000円の差が出てきます

AGAは長期で薬を服用することになるため、薬の値段が安いのは非常にメリットになります

 

メリット③手軽さ


個人輸入の場合、クリニックに行き診察を受けて処方してもらう必要はなく、Webサイトなどから注文すれば、国際郵便などで自宅まで届くので、一切自宅から出ずに購入することができます

ただ、最近はオンライン診療も多く、クリニックに行く必要がないものも多くなってきたので、メリットは少ないかもしれません

 

デメリット①品質


日本国内で流通している医薬品は医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性、安全性の確認がなされていますが、個人輸入のものはそのような保証がありません

日本では想像がつかないような不衛生な環境で製造されている可能性があります

そのような医薬品を服用することで健康被害の危険性があり、医薬品の個人輸入については厚生労働省も警鐘を鳴らしています

 

医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html

デメリット②偽造品


個人輸入では正規のメーカー品を偽った偽造品が販売されているケースがあります

 

2016年に国内の製薬会社4社が合同で、ネットでED治療薬を購入し、鑑定調査を実施し結果を公表しています

その結果、なんと約4割の薬が偽物であるという結果でした

<偽造ED治療薬4社合同調査結果>

https://www.nippon-shinyaku.co.jp/official/company/news/20161124_news.pdf

 

注意点として、調査はED治療薬を対象としており、AGAの治療薬は対象外となります

ですが、AGA治療薬はED治療薬よりも偽造率が低いと考えるのは楽観的で、偽造率が4割よりも低いかもしれませんし、高いのかもしれません。分かりません。

偽造品は、有効成分が一切含まれていない場合や、不純物が混ざっている場合もあり、予期せぬ副作業が発生したりする可能性があります

個人輸入をおすすめしない理由


個人輸入のメリット、デメリットを紹介しましたが、私は個人輸入をおすすめしません

AGAクリニックでは高濃度のミノキシジル薬も提供されていますし、オンライン診療をやっているところもあるため、AGA治療においてはメリット①、③はそこまで魅力的ではないでしょう

一番のメリットは②の料金だと思います

実際、AGAクリニックで処方される薬の方が大体3~4倍程料金が高く、個人輸入は非常に魅力的です

一方で健康被害のリスクや偽造品の危険性などのデメリットを考慮すると、国内での適切な医療機関での診察と処方を受ける方が賢明と思います

偽造品を服用して有効成分が含まれていない場合、その間AGAが進行してしまいます

また、AGAの治療薬は長期で服用するため、品質の悪い薬や偽造品を引いてしまい、健康に影響を受ける可能性が高まります

特にミノキシジル内服薬はそもそも身体への負荷が高いためより慎重になるべきです

お金よりも命の方が大切ですので、自身の健康を最優先に考え、AGAクリニックで医師に身体の状態を診てもらいながら服用を続けることをおすすめします

まとめ


個人輸入の紹介とメリット、デメリットを説明しました

メリット、デメリットは以下のようになります

個人輸入のメリット

  • 日本で販売されていない商品を手軽に安く購入できる

個人輸入のデメリット

  • 品質が保証されておらず、健康被害の危険性がある
  • ED治療薬では約4割が偽造品であった

 

実際に私も昔購入していましたが、購入したのに商品が届かなったことがあり、輸送の品質も悪いので薬の品質も疑って、個人輸入をやめました…

私としてはデメリットが大きいので個人輸入ではなく、AGAクリニックで処方される薬を服用することをおすすめします

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